2018年12月20日木曜日

総合力を高める

子どもに価値を語っても、響かない。
大人に呼びかけても、応えてくれない。

それは、どうしてなのでしょうか。


伝え方が下手だから。


それもあるでしょう。

「人はそもそも動かないものだ」と諦めるのは簡単です。
「どうせ、あいつ(あの生徒)には、言っても伝わらない」と見切ることもできます。

教育とは、変容を促す営みであるはず。
教師とは、変わるきっかけを与えることのできる存在であるはず。

であるならば、教師は諦めてはいけないな、と思います。

では、どうすればいいか。
長谷川先生は、

総合力を高める


と教えてくださいました。

授業の勉強だけでなく、学校やその他たくさんの仕事をする。
そうして自分が高まる中で、人としての総合力をあげる。
「この人が言うのなら」という存在になる。

結局、自分が変わるしかないのだな、と痛感します。
明日から、今から、行動を変えます。

2018年11月29日木曜日

教師を必要としない授業

授業の主役はだれか。
生徒です。

行事の主役はだれか。
生徒です。

部活の主役はだれか。
生徒です。

自明の事実ではありますが、学校ではそうなっていないこともあります。

授業で、黒板の前に張り付き、説明をずっとする教師。
行事で、「勝ちたい」気持ちを子どもに押し付ける教師。
部活で、イライラを子どもにぶつける教師。

何のための教育活動か分からなくなってしまいます。

主体的で対話的な深い学びが求められ、
討論型の授業が求められ、
答えのない問いに答える力が求められています。

とするならば、授業はどうあるべきか。

長谷川先生は

教師を必要としない授業

だとおっしゃいました。

子どもたちが学びの主役。

教師を必要としなくとも、
自分たちで学びを深めていけるような力を身につけさせなけれいけません。

高校生は特に、「~~先生は当たりだ。・・・先生は外れだ」とよく言います。
こう言ってしまう時点で、依存してしまっています。
ひとりで学べない生徒を育ててしまっています。

教師の心構えの変革が求められているなと感じます。

2018年11月15日木曜日

子どものために授業する

先生方の学校で、研究授業はどのように行われていますか?
指導案検討や、当日の授業など、様々準備が大変ですよね。

友人が勤める小学校では、
まず誰も授業をやりたがらない…。
そして、かなり長い時間、指導案検討に時間を費やし、
前日の準備にもかなりの時間をかけたそうです。

私は高校に勤めているので、こういった文化はないのですが、
大変そうなのは分かります。

高校での研究授業は、どこか外向けで、普段やっていないような授業がなされることもあります。

これでは、誰のための授業なのか分かりません。

長谷川先生は研究授業であっても、普段と全く同じことをやるそうです。

子どものために授業する

のだとおっしゃいました。

研究授業を行うことはもちろん大事なのですが、
目的を間違えないようにしなければならないと感じました。

授業とは、あくまでも子どもに力をつけるために行う。
その子どもたちの様子を発表するのが、研究授業。

授業で力をつけられる教師だからこそ言える言葉だと思いました。

2018年11月8日木曜日

それが苦手な子どもの脳

“魔の11月”、いかがお過ごしでしょうか。
どのように今年を終えるのか、にあたって大事な11月になります。

今日は例会であるメンバーが算数の授業を行いました。
教科書の書き方を見て、長谷川先生がこのように言いました。

「それが苦手な子どもの脳」


どうして子どもがつまずくのか。
どの順番にしたらよいのか。
どうしたら、子どもに分かりがよいのか。

そのような理解がないと、
ただ教科書を授業するだけでは、
勉強が苦手な子どもに力はつけられないかもしれません。

11月だからこそ、もう一度授業を見直し、
子どもの思考に寄り添っていく必要があると思いました。

11月、学びで乗り越えていきましょう!


2018年10月25日木曜日

依存するな

本日の例会は埼玉向山塾。
テーマは、「道徳」でした。

「道徳」の授業とは、生き方の原理原則を教えること。
長谷川先生が子どもにする話がたくさんありました。

その中で最も印象的だったのが、

依存するな


という一言です。

例えば、授業で、自分で教科書を読み進められるように。
進路で、自分の将来を考えられるように。

子どもの10年後を考えるのであれば、
教師がいなくてもそのようなことができるよう育てる。

「依存するな」とは言いながらも、放置しているのではありません。
教えるべきことは教えています。
だからこそ、「皆なら大丈夫」と安心して見ていられるのです。

教師の逃げ道として「主体性」という言葉があります。
「子どもの主体性に任せて…」
と言うと、もっともらしく聞こえますが、責任を逃れているだけです。

「依存するな」と「主体性に任せる」とは似た言葉に聞こえますが、内容は全く違うのです。

目の前の子どもたちに、自信をもって「依存せずに生きていけ」と言えるよう、勉強をします。


2018年10月10日水曜日

スピードが遅い

よい学級とはどんな学級なのでしょうか。
よい部活のチームとは?

今日の放課後。
体育館のコートでバスケ部の活動がありました。
大会まで1か月を切っているため、テスト期間中ですが、練習を行っています。

選手はあまり身が入っておらず、動きが鈍かったです。
そこで
「遅いよ!」
と声を掛けました。

声掛けのあとは早くなりましたが、しばらくすると、また動きが鈍くなってしまいました。

今、練習中にかけた
「遅い!」
という言葉を、反省しています。

長谷川先生から例会で、

「スピ―ドが遅いだけで、そのクラスは駄目だ」

というお話を聞きました。

新チームになり、半年が経ったのにもかかわらず、
「スピード」で注意をしなければならないというチーム作りに反省しました。

移動や集合、切り替えに時間がかかるクラスが、もっと大きな何かを達成できるわけがありません。
大会までに気が付くことができてよかったなあ、と思いました。
チームへの声掛けを工夫します。

2018年9月12日水曜日

知らないのは罪

「いよいよ今週が体育祭(運動会)!」
という学校も多いでしょうか。

ダンス、大縄、応援、リレー・・・などなど
練習が大変ですよね。

例会で、長谷川先生がリレーの指導をされたお話を伺いました。

ポイントはバトンパスだったのですが、
「中学生の頃、そういうこと教えてもらいたかった!!」
と思いました。

長谷川先生の指導で何十秒もタイムが縮まったそうです。

子どもたちにとって、行事で何か達成することは一つひとつが大きな成功体験になります。

やはり、教師が優れた指導を知り、見通しをもって指導にあたっていかなければならないのだと感じました。

長谷川先生は

知らないのは罪

だとおっしゃっていました。

指導一つで子どもたちの姿は大きく変わります。
教室の中でだって、リレーの練習はできます。

子どもたちが「やったー!」とできる場面を作るために、
勉強をしていかなければならないなと思った例会でした。


2018年9月6日木曜日

当事者意識


クラスで行事の優勝を目指すとき。
目標に向かってチームで成し遂げるとき。
学校で修学旅行に向けて取り組むとき。

チームで何かを成功させるときに、必要なことは何か。

当事者意識


を持たなければいけない、と長谷川先生に教えていただきました。

一人ひとりが、チームの一員であるという意識。
責任を持って自分の仕事を果たすという意識。

こういう意識を持っている人が、クラスに、チームに、どれだけいるか。
それが、取り組みの成否にかかっています。

子どもたちによいチームになれ、と指導するのであれば、
まず教師である自分が、当事者意識をもつ。
学校の一員として、貢献する。見て見ぬふりをしない。
そうやって初めて、子どもの前で言える。
「当事者意識を持ちなさい」「あなたもチームの一員です」と。

行事シーズンの9月。
心にとどめて行動をしよう、と思った例会でした。

2018年8月9日木曜日

1ミリも緊張しなかった



サマーウィークが終わりました。

長谷川先生は、
向山型国語教え方教室
サマーセミナー
中学JAPANセミナー
の三つに登壇。

いずれのセミナーでも、討論の授業をされました。

参加者の発言をもとに、授業を組み立てていく討論。
それだけに、授業は難しくなります。
ただ、長谷川先生は、1000人の参加者の前でも、見事な討論の授業をされました。

今日の例会では、授業を振り返って、このように言っていました。

1ミリも緊張しなかった


長谷川先生は、一人ひとりの発言に耳を傾けながら、
笑顔で、明るく授業をされていました。
どんな発言でもすべて認め、議論を整理し、最後はあっと言わせて終わる。
授業の裏には、こんな精神状態があったのだとびっくりしました。

前に立つ授業者が余裕をもっているからこそ、
授業を受ける側も安心して発言できる。
たくさんの発言が出るからこそ、深い学びが実現されるのだと思いました。

そうは分かっていても、なかなかできません。
予想外の発言があると、慌ててしまいます。
顔が引きつります。

1000人を前にしても、うろたえない精神力、授業力。
これを実現するための教師修業。
一つひとつ歩みを進めます。

2018年7月5日木曜日

結果を出すことでしか、聞かない人もいる

こんな先生がいました。
「やっぱり、一番は部活だよね」

そういう先生に限って、部活にばかり熱が入って、
授業や学級経営はほどほどに…というパターンも多いです。

中高の教育活動は、授業、学級経営と部活が柱。

授業だけでも駄目だし、
部活だけでも駄目。

今日の例会で、長谷川先生が次のように言っていました。

結果を出すことでしか、聞かない人もいる

そうだよなぁ、と納得しました。

どれかに偏ってしまえば、その世界はよく見えても、
もう一方の世界は見えません。

「授業が大事」と言う人からすれば、「部活よりも勉強をしてほしい」。
「部活が大事」と言う人からすれば、「勉強ができなくても部活がある」。

どちらも一理あるから、議論になりません。
だからこそ、「学校をよくしたい」「学校全体を動かす仕事をしたい」
と思うのであれば、
授業、学級経営、部活のぜんぶで結果を出す。
これが中高の先生の大変さですよね。
でも、結果を出してからが、議論。

得意分野だけで頑張っていても、周りは聞いてくれない。
「正しいことをやっているはずなのに」と嘆いても、周りは変わらない。
やるべきことは、結果を出すこと。
つまりは、子どもの事実。
そのために、勉強をします。

2018年6月28日木曜日

私の学級が伸びないのは私のせい



昨日で、本校に来ていた20人の教育実習生の実習が終わり。
たくさんの授業を見て、授業について彼らと話しました。

「自分も6年前はこうやって実習をやったんだなぁ」と思うと同時に、
「あれからどれくらい成長をしたのか」と自問自答しました。

授業の腕、英語の運用力、生徒への対応力、何がどう変わってきたのだろう。
毎日授業の勉強、英語の勉強はしているけれど、
生徒がなかなか変わらない現実を見ると、
「まあこれくらいでもいいか」とつい思ってしまいます。

今日の例会にて、長谷川先生より。

私の学級が伸びないのは私のせい


この言葉がぐさりと来ました。

学級でも、授業でも、部活でも、
目の前の生徒が伸びないのは教師である私が伸びていないからだ。

私が伸びていないどころか、
生徒に厳しい要求ばかりをしてしまいます。
そして、「なんでできないんだ」と嘆いてしまいます。

もっともっと、毎日の自分の生き方を見直していかなければ。
夏に入る前に気付けてよかったです。

2018年6月7日木曜日

だからこそ、伸ばそう

6月。
勤務校では、体育祭、文化祭が一気に終わり。
体育祭は、雨の中、泥だらけになりながら、大盛り上がり。
文化祭は、2日で7000人の来場者。
運営の母体は、生徒会と実行委員。
生徒が動きまくっています。
教員など、ほとんど出る幕がありません。
高校生のパワーはすごい、と日々実感しています。

楽しかったお祭りが終わり、今日から平常授業。
全クラスをまわってみました。
ぐったりしている生徒がいる中、頑張っている生徒も多かったです。

こういうときこそ、教師の腕が試されるな、と痛感。

高校で多いのは、依然として説明一辺倒の授業。
いくら進学校の生徒でも、むしろ大人でも、
50分間聞き続けるのは、つらいだろうなぁ、と思いました。

もっとつらいのは、
授業のスピードについていけず、やる気がなくなっている生徒。
突っ伏してしまう生徒。
どの教室にも必ずいます。

今日の例会で長谷川先生が次のように言っていました。

だからこそ、伸ばそう


授業の勉強をしているのは、こういう生徒のため。
普通に教えていては、こぼれてしまう生徒の意欲をはぐくむため。
突っ伏す、教師に反抗的な態度をとる生徒に、成功体験を積ませるため。

こういう生徒だからこそ、伸ばすための手立てをやめてはだめだと気づきました。
6月だからこそ、意識していきます。

--
夢現塾って知っていますか?
長谷川先生が主宰する教師のための塾です。
その夢現塾が、6月に開催されます!
テーマは、「今年こそ、リーダーシップのある教師になる」。
授業、問題解決など、様々な面から、リーダーシップについて学びます。
長谷川先生からディープに学びたい先生、ぜひご参加ください。

日時:2018年 6月24日(日)9時30分~12時30分
場所:熊谷さくらめいと 会議室1

お申し込みはこちらより↓
http://shishimai.p1.bindsite.jp/mugenjyuku/index.html









2018年5月24日木曜日

学校自体を変える仕事


 「初任のあの子、授業大丈夫かしら…」
職員室でたまに聞こえます。

こういったことを言う先生の授業では、子どもたちは、おおむね落ち着いています。

だからと言って、先生方が、初任の先生に何かアドバイスをするか。
まずありません。

すると、年度末どうなるでしょうか。
初任とベテランとで、学力差が出ます。
生徒は「(ベテランの)先生の授業の方がよかった」と言います。

これは、学校という組織としては駄目です。
ベテランの先生方は幸せです。傷つきません。
初任の先生は、傷つきます。
もっと言うと、その生徒たちが不幸です。

だからこそ、長谷川先生は次のことが大事だと言いました。

学校自体を変える仕事


自分の学級だけ、目のまえにいる生徒だけ、上手くいっていればいいのか。
違います。
学年、学校全体で、よくなっていかなければいけません。

ましてや、本校は進学校です。生徒指導はめったにありません。
そこにかける時間と労力は少ないのだから、
そこであぐらをかいていては駄目だと思いました。

職員の授業力向上。
生徒の意欲の向上。
どちらも、真剣に取り組みます。

--
志士舞教え方セミナーにて、
ついに、「ALL長谷川先生セミナー」が実現しました!!テーマは「授業」です。

みなさんの授業を長谷川先生がスッキリきっちりと楽しい授業に変えてくれます。
もちろん、大勢の前でそんなことをするのは無理という方は、長谷川先生の「全員を巻き込む授業」を見に来るだけでもOKです。
魔の6月を乗り切る術をみなさんにお伝えします。

■日時 5月26日  1部 11:30~ 2部 13:15~
■場所 熊谷さくらめいと
■申込み https://senseiportal.com/events/46239

2018年5月17日木曜日

目のまえのことを一番大事にしている人



小野二郎さんを知っていますか?
ミシュランで三ツ星を獲得した「すきやばし二郎」の店主さんです。
4年前にオバマ元大統領が来日したときに、ここで安倍総理と食事をしたニュースは有名です。
現在92歳で、まだお寿司を握っていらっしゃいます。
メニューは「おまかせ」で、3万円~です。
それでも、予約でいっぱいです。
まさに、職人。
7歳で丁稚奉公にでてから、85年間もの間、この道を走ってきた二郎さんの生き方を知り、「かっこいい」と思いました。

今日の例会では、二郎さんを授業にしてみました。

プロとは。一流とは。職人とは。
なぜそういう人に私たちは憧れるのか。

長谷川先生から、たっぷり伺いました。

スポーツでも、芸でも、教師でも、成功している人たちは、共通している点があることがよくわかりました。

その中で印象に残ったのは、プロとは

目のまえのことを一番大事にしている人


という言葉です。

目のまえのことを一つひとつ大事にしてきからこそ、
今の活躍がある。
成功への道は、それしかないんだなということです。

これからを生きる子どもたちにも、ぜひ伝えていきたいと思いました。

ちなみに小野二郎さんは、『小学生がシーンとして聴く道徳話100: 教室のモラル!向上的変容の活用授業』に掲載されています。
まだ買われていない方はぜひ!子どもに話したいエピソードが100ありますよ!
https://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%81%8C%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E8%81%B4%E3%81%8F%E9%81%93%E5%BE%B3%E8%A9%B1100%E9%81%B8-%E6%95%99%E5%AE%A4%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%AB-%E5%90%91%E4%B8%8A%E7%9A%84%E5%A4%89%E5%AE%B9%E3%81%AE%E6%B4%BB%E7%94%A8%E6%8E%88%E6%A5%AD-%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D-%E5%8D%9A%E4%B9%8B/dp/4908637776/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1526562640&sr=8-1&keywords=%E9%81%93%E5%BE%B3%E8%A9%B1


2018年5月9日水曜日

小学校と中学校の差は順位付け

GWが明け、5月に入りました!
体育祭が近づいている学校もありますでしょうか?
勤務校では、6月の頭に「学校祭」があります。
体育祭と文化祭をそれぞれ2日ずつ行います。
毎朝、中庭に集まり、団ごとにダンスの練習をしています。
教員が入る必要もなく、団長などの3年生が100人以上を動かしています。
「さすが高校生だなぁ」と毎朝見ています。

この時期だけは、生徒はあることから目を背けられます。
それは、勉強です。
もっと言うと、順位です。

長谷川先生が例会で次のように言っていました。

小学校と中学校の差は順位付け

すごく納得しました。
小学校では、差があまり表面化しないようになっています。
しかし、これが中学校にあがると、勉強でもスポーツでも、
差が明らかになります。
順位がつき、どんなに努力しても埋められないように感じることもあります。
高校では、これがより顕著です。

担任として、
こういう状況に悩んでいる生徒に
どう声かけをするか。
諦めさせるか、努力を続けさせるか。

とても難しいけれども、大事な問題だと感じました。

一つ言えることは、「だからこそ、授業なのだ」ということです。
授業であれば、今よりも力をつけてあげることができます。
努力の方法を教えることができます。
改めて、授業技量をあげなければ、と思いました。

--
志士舞教え方セミナーもファイナルが近づいてきました。
残るは、
5月13日 埼玉教育会館
 午前 「子どもに信頼・尊敬される教師になる!教育相談&生徒指導」
 午後 「私にもできた!自分も周りも幸せになる!信頼される仕事術」
5月26日 熊谷さくらめいと
 ALL長谷川博之教え方セミナー
5月31日 熊谷さくらめいと
 埼玉向山塾~明日の授業をその場で改善
となりました。
事務局として驚くのは、長谷川先生のお話が毎回違うということです。
同じテーマであっても、別の学びが毎回あります。
教育相談、生徒指導、仕事術、授業など、
少しでも気になる会場があればぜひ!
お申し込みは、以下HPよりできます!!
http://shishimai.p1.bindsite.jp/osiekata/index.html

2018年4月19日木曜日

「好き」で終わりにしたい


皆さま、お疲れ様です!
新学期が始まって2週間が終わろうとしています。

今年度の授業は、高校一年生のみ。
授業は、教科書を使わず、中学校からの橋渡しとして、英語を使った活動を行っています。
リスニング、ライティングなどを統合的に行い、中学英語を使いこなす力をトレーニングしてから、高校英語をスタートさせよう、という試みです。

一年生が活発に活動をするし、バンバン発言もするし、
とても良い雰囲気です!

さて、今日の例会では、
「確かに、この時期は特にそれが大事だな」
と思った長谷川先生の言葉が印象に残りました。

「好き」で終わりにしたい


4月は、その教科を「好き」にさせること。
「勉強やってみようかな」と意欲を持たせること。
それにつきるな、と思いました。

そのために、
授業時間を伸ばしてはいけませんし、
内容も精選されていなければいけません。

そういう意味では、本校の取り組みは、
まだまだ足りないなと感じました。
中高の接続として工夫はされているけれども、
もう一歩必要です。

明日からの授業も、「好き」「楽しい」と思わせられるよう、頑張ります!

--
4/29の教え方セミナーは超・豪華です!
なんと、講師は、特別支援のスペシャリスト、小嶋悠紀先生にご登壇いただきます。
「特別支援の子どもをどう伸ばす 対応徹底攻略講座」
特別支援の専門として、学校はもちろん、幼稚園・保育園の研修にも出向き

地域ぐるみで特別支援のシステムを作られている小嶋氏。
他県の公的研修でも講師として引っ張りだこです。
一方、中学校を軸とし、小中連携、幼保への研修、そして国との連携も行っている長谷川氏。
お二人がそろって登壇する教え方セミナー。
でも、資料代は他会場と変わりません!

”長谷川・小嶋教え方スペシャル”
2018年4月29日(日)大宮ソニックシティ

お申込みはコチラから!
http://shishimai.p1.bindsite.jp/osiekata/index.html

日程:4月29日(祝)  
会場:大宮ソニックシティ(JR大宮駅 徒歩10分)

2018年4月4日水曜日

指導しやすいのと学力向上は違う



新年度が始まりましたね!
私は去年異動したばかりなので、今年度はあまりバタバタせず過ごせています。

皆さんは、新学期いかがお過ごしでしょうか。
会議ばかりで疲れ気味でしょうか。
それとも、出会いに向けてワクワクしているところでしょうか。

どちらにしても、よい準備をして、子どもたちを迎えたいです。

さて、準備と言えば、教材採択は終わったころでしょうか。
私は高校なので、「どの教材がいいかな」と話し合う場もないのですが、
小中学校においては、教材選びが大事ですよね。

使い慣れている教材
学年で統一されている教材
伝統的に使われている教材
子どもに力が付く教材
など様々あると思います。

教材選択の中で「先生たちが指導しやすい教材だと学力向上するから、学年で統一しましょう」と言われたら、どうしますか?

これに対する長谷川先生の返しが絶妙でした。

指導しやすいのと学力向上は違う


科学的に「効果がある」とされているなら、統一する意味は分かる。
でも、指導しやすいからといって、学力が上がるわけではない。
そもそも、指導しやすい教材は、先生一人ひとりで違うはず。

だから、教材は、一人ひとりでばらばらにするか、効果のあるものにそろえるかのどちらか。

これを聞いて「確かになぁ」と納得しました。

子どものために良い教材を採択したい。
そのためには、ロジックのしっかりした主張が必要なのだと実感しました。

--
次回の教え方セミナーは、4月7日。
午前「印象的な出会いを演出するための直前セミナー」

午後「『考え、議論する道徳』完全攻略セミナー」
をテーマに扱います。
場所は、浦和のときわ会館。

「新年度準備をやってはみたけれど、まだまだ不安…」
「道徳の授業って、どうやるの」
という先生方、ぜひ一緒に学びましょう!

お申込みは以下より↓
http://shishimai.p1.bindsite.jp/osiekata/0407.html


2018年3月22日木曜日

テープ起こしは本当にいい

3月18日に志士舞の教え方セミナーが、熊谷で開幕しました。
続いて、21日に浦和で第二弾。

長谷川先生の講座はもちろん面白く、
学級経営、授業に加え、特別支援、仕事術など、
幅広く、深く、話してくださいました。

さて、そのほかの講座は、志士舞メンバーが担当します。
2月から毎週のように講座検討を行い、
それぞれが練習をします。
時にはセミナーの当日の早朝に見合うこともあります。

そうやって準備して、いざ前に立つと、
想定していたことと違う反応が来ると焦ってしまったり、
余計な言葉を言ってしまったりしてしまいます。
講座で伝えたいことがぼやけてしまいます。

伝えることって、難しいなと痛感しています…。

長谷川先生がアドバイスをくださいました。

「テープ起こしは本当にいい」


これを聞いて、授業と一緒だ、
と思いました。

話した内容を、文字おこしをし、余計な言葉を削る。
余計な言葉がないからこそ、
大切なことを伝えることができます。

次回の教え方セミナーは4月1日。
テーマは、ずばり【黄金の三日間 学級経営編・授業編】です!

「来てよかった!」と思っていただけるよう、
これまでの講座のふりかえりをするとともに、
これからの講座の練習をします。

ぜひ、お越しください。
◆日程:4月1日(日)  
◆時間:Am10:00~12:00 Pm13:00~15:00
◆会場:さいたま共済会館(JR浦和駅 徒歩10分)

お申し込みはこちらより↓
https://senseiportal.com/events/44966(授業編)
https://senseiportal.com/events/44965(学級経営編)

2018年3月1日木曜日

新しいことにチャレンジ

いよいよ学年末ですね!

今日、埼玉県では高校入試。
なんとかミスなく終えることができました~!
明日と月曜日は、採点です。
まだまだ緊張は続きます…。

学年末に向けて、がんばりましょう!

さて、例会では、学年末ならではの学級のことが話題になりました。
学級解散まであと十数日。
サークルメンバーのクラスで、問題が起こったそうです。

私はその話を聞きながら、
「残りの日にちで何かできるんだろうか」
と思っていました。

長谷川先生は、こう言いました。

「新しいことにチャレンジしないと、実力はすぐに下がる。言ってやらせようとする。上手くいかなくなる。」

まだやれることがあるじゃないか、ということですね。

学年末だからと言って、
教師が
授業の手を抜いたり、
新しい取り組みをやらなかったりします。

すると、
私語が増えたり、
いじめが起こったりして、
すぐに子どもの姿に表れます。

「まだ10日もある」と考え、新しいことにチャレンジしていく学年末にします!!

--
今年もやります。「春の教え方セミナー」

今年の教え方セミナーはこんな人のために開催します。

1 新しい一年を今までで一番の一年にしたい方
2 これまでの失敗を克服する方法を知りたい方
3 とにかく学ぶのが好きな方

「会場が多すぎて迷う」という方は、
まずは3月の会場にご参加ください。

学級開き、授業開きを学びたい方
→3月18日会場
【超具体的 クラスがまとまる学級経営の手立て】
【超実践的 楽しく、力をつける授業の手立て】
がおすすめです。

特別支援教育を学びたい方
→3月21日会場
【新学期準備ばっちり!はじめての特別支援教育】
がおすすめです。

教材の使い方について学びたい方
→3月24日会場
【お宝教材発見!!教材のユースウエアセミナー(無料)】
がおすすめです。

まずは埼玉教育技術研究所のHPをチェックしてください。
http://shishimai.p1.bindsite.jp/osiekata/index.html

もちろんお申込みもHPから30秒でできます!!

それでは、みなさまにお会いできることを楽しみにしております。

2018年2月15日木曜日

難しいことを簡単に

最近、ある生徒にこう言われました。

「先生の説明、順番がわかりづらい!」

今年から、進学校に異動し、内容も難しくなっています。

仮定法、比較、分詞…
皆さん、高校英語の内容を覚えていらっしゃいますでしょうか?

難しいことを理解しやすく教えようとしましたが、
上のように言われてしまいました。

何が悪かったかなぁ、と反省していました。

すると、今日の長谷川先生の一言が引っ掛かりました。

難しいことを簡単に


これをできるのが、よい教師なんだ、
ということです。

私自身は理解していても、それを伝えることの難しさを痛感しています。
英語が苦手な生徒のあくびほど、つらいものはないですよね。

難しいからこそ、簡単に、おもしろく。
逆に簡単だからこそ、知的に。

もう一度、考え直しです!

--
2月は埼玉に井戸先生をお呼びして、セミナーを行います。
【明日の授業にすぐ役立つ! 授業スキルアップセミナー】

英会話の授業、学級経営のほか、
今回のテーマは「対応」です。
どのように、井戸先生や長谷川先生が、子どもに対応しているか。
たっぷり学べる一日です!

子どもへの対応について学びたい先生、ぜひおすすめです。

◆明日の授業にすぐ役立つ! 授業スキルアップセミナー
 10:30 〜 15:00
◆場所 :埼玉県さいたま市浦和区 さいたま共済会館

お申し込みは以下より↓
https://shishi-ido9.jimdo.com/

2018年2月1日木曜日

勉強していない人は壁にもぶつからない

2月に入りました!寒いですね!!
埼玉は現在、雪が降っています。
明日は積もるかもしれません。

埼玉は寒いですが、
例会は、相変わらず熱かったです。

サークルメンバーは、一週間様々なことを調べ、レポートにします。
長谷川先生は、レポートのすべてに足りないところなどをコメントしてくださいます。

しかし、長谷川先生が知らない情報を持っていくことは難しいです。
勉強しても、成績が上がらない子どもの立場になった気がしました。

長谷川先生のコメントで、印象に残っているのが、この一言です。

勉強していない人は壁にもぶつからない


「次こそはもっと頑張ろう!」と思いました。

駄目なところを指摘するのではなくて、
次へのモチベーションにつなげるような対応。

子どもにもできるようになりたいです。

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2月は埼玉に井戸先生をお呼びして、セミナーを行います。
【明日の授業にすぐ役立つ! 授業スキルアップセミナー】

英会話の授業、学級経営のほか、
今回のテーマは「対応」です。
どのように、井戸先生や長谷川先生が、子どもに対応しているか。
たっぷり学べる一日です!

子どもへの対応について学びたい先生、ぜひおすすめです。

◆明日の授業にすぐ役立つ! 授業スキルアップセミナー
 10:30 〜 15:00
◆場所 :埼玉県さいたま市浦和区 さいたま共済会館

お申し込みは以下より↓
https://shishi-ido9.jimdo.com/

2018年1月25日木曜日

早起きすらできなければ何もできない

習慣の力って、大きいんだな
と思いました。

スポーツの世界でも、
経営者でも、
成功している人は、みんなすごいことを習慣にしています。

毎日25キロ走ること、
日記を書くこと、
などなど、普通の人がやらないことを「絶対にやる」「毎日やる」と決めているそうです。

習慣が大事なこと、教師にとっても同じ。

じゃあ、教師はなにを習慣にしたらいいんだろう?

2018年がはじまって、一月が過ぎようとしています。
新年に決めた目標に向かって行動しているだろうか。
いつの間にか、忘れてはいないか。

そういえば、最近英会話レッスンをさぼりがちでした…。
そして、習慣に関して長谷川先生の一言。

早起きすらできなければ何もできない


まずは、早起きから始めます!

そして、よい習慣を身につけます!!

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いよいよ明後日です。

長谷川博之×伊藤寛晃(翔和学園)コラボセミナー

~特別支援を要する子も荒れた生徒も伸ばす授業力&対応力~ 

日にち:2018年1月27日(土)10時30分~14時30分
場所 :市民会館おおみや

毎年キャンセル待ちになる、コラボセミナー。
特別支援について学びたい、子どもとの対応を学びたい先生、
おススメです!

お申し込みは以下より
http://shishimai.p1.bindsite.jp/collabo7/

ぜひ、お待ちしております!!

2018年1月18日木曜日

ちゃんと勉強している人に、もたれる子どもは幸せ

更新が遅くなり申し訳ありません!
2018年、最初の投稿です!!
今年も例会の様子や、学びを少しでもお伝えできればと思います。
よろしくお願いいたします。

長谷川先生は授業のことについて話しているときが、一番熱いです。

「子どもにこういう力を身につけさせたい」
と強く思っているのだなと思います。

今日の例会は、授業検討がメイン。
その中での言葉を一つ。

ちゃんと勉強している人に、もたれる子どもは幸せ


長谷川先生の言葉には、いつも納得してしまいます。
なぜ、そこまで言葉に力があるのでしょうか。

授業は、長谷川先生の勉強に支えられています。
それが、言葉の端々にあらわれます。

だから、長谷川先生の授業に感動します。
語りに引き込まれます。

クラスの子どもたちも同じような感情なのだろうと想像しました。

子どもの前に立つときに恥ずかしくないよう、勉強をしよう。
たくさん勉強をする一年にします。

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特別支援を要する子、荒れた生徒への対応力&授業力の向上がテーマです。
事例をもとに、超具体的な対応を講師の先生にたくさん話していただきます!

とっさの対応が苦手だな、もっと対応力をアップさせたい、
という方におすすめの講座です!
【長谷川博之×伊藤寛晃(翔和学園)コラボセミナー】

◆期日
2018年1月27日(土)

時間
10時30分(受付10時開始)~14時30分

会場
市民会館おおみや <JR大宮駅最寄り徒歩15分>
(埼玉県さいたま市大宮区下町3-47-8)

お申し込みは以下より↓
http://shishimai.p1.bindsite.jp/collabo7/